「最後にみんなでもう一回発表会がやりたい」と話の内容を、1から子ども達と創り出した「ひまわりわんぱくだんのいちねんかん」というお話。
みんなで物語を考え準備する過程を見ていると、この一年間で沢山のことを学び、様々な体験から多くの失敗と成功繰り返しながら成長してきたんだなと感じました。
発表する日までの準備期間が短い中でも、セリフを言う姿勢や自分の出番に気付いて出入りをする姿を見ると、11月の発表会よりも自分達で出来る事が増えた子ども達。当日は、劇の題名と同様に普段通りの「素直で元気いっぱいでわんぱくな」子ども達の姿のままで発表を楽しんでいるので、ぜひその様子をご覧ください!物語が長くなってしまい動画を全てあげることが難しいのでダイジェストでお楽しみください!
~物語のあらすじ~
卒園式の取り組みをしていたひまわり組。まだ卒園したくない子ども達はもう一度楽しかった行事に戻りたいとダンボールで「ワープゲート」を作って思い出ごっこをすることに!
ところが、ワープゲートがいつの間にか本物になっていて、今までの思い出にワープできるようになったのでした。ひまわり組はもう一度戻りたいと思う、思い出にどんどんワープしていきます。最後はみんなで小学生になっている未来にワープしようとしますが、思い出に戻る為に作られたワープゲート。1年生になる頃にはみんなそれぞれの小学校に行っているので未来にいく事は出来ず、壊れてしまいます。
しかし、その思い出はどれも夢ではなくすべて思い出の欠片としてみんなの心に残り、全員で素敵な1年生になるのでした。
この物語のように1年間で様々な行事を子ども達と一緒に経験し、思い出が沢山出来ました。行事はもちろんの事、子ども達と過ごした何気ない日常も私にとってかけがえのない思い出であり宝物です。幼稚園でこんなに素敵な思い出が出来たのは、毎日保護者の皆様がお子さんを明るく送り出してくれ、幼稚園であった出来事を温かく聞き、時には励まし時には慰め支えて下さったからだと思います。子ども達と別れるのは寂しいですが、子ども達がまたこれから新しい場所で様々な経験をし大きく成長してくれることを心から願い応援しています。1年間本当にありがとうございました。